しめじ80%

わたしがわたしになるまで

彼女と紹介

彼女は交際相手の紹介をされる頻度が高い。

 

まず彼女には特定の恋人はいない。

ついでに年頃で、ぱっと見の人あたりもよく。目立った不可がない故にそういう対象になりやすいようだった。

 

特に同性からの根強い支持があり、善意から彼女にいいお相手をと提案があるのだが、彼女にとってはそれは幸せなことではなかった。

 

第一に彼女は男性が苦手である。

そもそも交際経験がほぼ皆無なので男性とどこかに出かけたりそういうイメージは全くなく彼女にとっては恐怖でしかない。

どちらかというと外に出かけるよりも家でのんびりパジャマにすっぴんですごしていたいタイプである。

 

それでいて、どうしても曖昧に断るしかないのである。

顔見知りの紹介であることや、

強く断る必要性もないので、どうしても中途半端な返事しかできない。

 

そんな紹介を彼女は善意のテロと呼んでおそれている。

ひとことでいうとめんどくさいのである。

彼女と蓮舫さん

 

就職活動において、彼女はひとつだけ思い残したような気持ちになっていることがある。

 

それは彼女が大学三年生になったすぐの春の出来事である。

 

蓮舫さんが大学で講演会をするというのだ。

 

彼女の学校では年に数回講演会が開かれ、過去にも声優の田中真弓、北川悦吏子、山口勝平、小泉進次郎など、興味とスケジュールの合うものは参加していた。

 

最後に質疑応答があり、各人に「休日の息抜き方法は?」などという、本編に関係もなく、専門分野でもないような話を質問しようと毎度手をあげてた。

当たったことはなかったが。

 

しかし、その時初めて、質疑応答があたったのだ。

 

残念ながら、その時の蓮舫さんの講演会の内容は今となっては彼女もすっかり記憶から消えてしまったが、その時の記憶は今でもしっかり覚えていた。

 

「私は就職活動を控えていますが、なにかアドバイスはありますか?」

 

蓮舫さんは、彼女の質問をきいて、ほんの少しだけ間をとったのちにすぐにマイクを取った。

 

「ぜひ中小企業にも目を向けてみてください」

学生は大企業にばかり目を向けがちだが、見つけにくいだけで中小企業にもいい会社はたくさんあるということだった。

 

その時は、質問してもらった事に興奮していたが、年を経ることにその言葉がじわりじわりと染みてきている。

 

彼女と予言

彼女はちょっとした実験を始めた

 

将来について、気づきと導きが欲しかったので、

自身の心にかかるジャミングを取り払った暁には、しっかりと目撃することができるような目印をつけてほしいと、

自分の宇宙に働きかけた。

 

彼女はまだ28歳で、正社員での仕事をやめて自由である。

それが故に彼女は身動きが取れなくなってしまっていた。

 

 

 

the manner of inquires

‪ Today I learned some manners of inquiries from my teacher. ‬
‪I fully understood the risks of expressions that use justice as a weapon with his hard experience.‬

 

some people ,especially beginner tends to express like pursue a failure.

 

a student says if anyone hasn't been seemed to fix the problem ,can he accuse it with these strong languages?

 

"You don't want to use that expression, at least I don't, because it's easy to break relationships with it." the teacher said sadly. I thought that too.

 

You can think of this, he might have been busy or he might not be able to afford response .

For such a situation,anyone can blame him ?

 

There is no difference witch langage the way of communicate with human.

 

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彼女と、おまじない

 

そんな私が好きである。

 

最近、彼女はおまじないを教わった。

頭の中をジャッジメントがよぎったら、それに続けてそういうだけだった。

 

私は心配性である、そんな私が大好きである。

こんなに食べすぎちゃって絶対太る…そんな私が大好きである。

やろうと決めてたのに、寝坊しちゃった…そんな私が大好きである。

 

彼女はこんなおまじないなくったって自分は自分が好きだから大丈夫だと思ったのに、

 

いざ意識してみると、数秒に一回はジャッジメントしているような有様だった。

 

無意識ってこわい。

 

おまじないを教えてくれたその人は彼女にいった。

「ほんとうの悪魔は目には見えないんだよ、でも、概念としてみんなの心にすみついてる」

 

そして悪魔は彼女たち、私たちにも吹き込むのだという。

「そんな事していいの?」

「あーあ、やっちゃったね」

「やっちゃダメだったんじゃない?」

 

様々な言葉で、

あたかも自分の脳からの言葉かのように

そう囁いて罪悪感を植えつけていく。

 

それを自身の言葉だと思いこみ

知らぬ間に悪魔に肢体を奪われてしまうのだそうだ。

 

彼女は理解しながらも、

自分の中での評価の言葉が悪魔によるまやかしだとは納得がいっていなかった。

 

だけど、あまりにもその時置かれている彼女自身の状況が彼女を落ち込ませていたのは事実なので、

おまじないをはじめてみた。

 

なんにもしないで大丈夫なの?そんな私が大好きである。

ひとりぼっちで寂しい、そんな私が大好きである。

 

悪魔のささやきを否定せず、でも密やかに対抗をする。

彼女が出会った、おまじない。

彼女と、はるまくん

 

はるまくんが、亡くなった。

午後の速報がそう知らせた。

 

彼女は驚いて、そのまましばらくTwitterのタイムラインでながれる続報やメンションを眺めていた。

 

信じられない。

まだそんな気持ちでいる。

 

彼女は、同世代で活躍する彼を尊敬していたし、何より彼はいつもとても輝いて見えたからだ。

 

そのニュースはとても彼女を哀しくさせたし、そんなに哀しいのにお腹が空いている自分自身にも腹が立っていた。

きっと、数日したらこの悲しみも少しずつ薄らいでいくのだろう。

 

はるまくんを追悼するにはまだ気持ちの整理がつかない彼女であったが、

 

沢山の人の幸せの源となっていたはるまくんに幸せが沢山あった人生だったらいいなと、祈ることにした。